本記事では、そんな疑問を解決できるようになっています。
- 切り替えの際の手順
- 切り替えにかかる料金
- 切り替えたほうがお得なの?
最後まで読んでもらえると上記のことがわかるようになっていますので、せひ最後まで読んで参考にしてください。
プロパンガスから都市ガスに切り替える方法と料金
プロパンガスから都市ガスに切り替える方法
近くに都市ガスのガス管が通っているかチェック
自宅で都市ガスを使用するには、近くに都市ガスのガス管が通っていることが必須条件になります。
地下を通っているガス管から、自宅までガス導管を繋げてガスの配給が行われます。
ガス管が通っていることは必須条件だけど、ガス管まで通すガス導管の設置工事ができるのかも確認が必要です。
少ないケースですが、ガス導管の工事を行うのに、近隣住民の許可が必要な場合があります。
住宅が密集している地域では、公道に出るまでに近隣の私道を通らなければいけない場合です。
自宅からガス管までのルートが、近隣の私道を通らなければいけないケースの際は、工事ができるのか事前に確認することも必須です。
都市ガスの会社を決める
2017年から都市ガスの会社は自由に選べるような制度になっているので、まず都市ガスの会社を決めます。
地域で都市ガスの供給を行っている会社を調べると複数出てくると思うので、気になる会社に見積もりをお願いしましょう。1社だけではなく、何社か比べて1番合っているガス会社を選ぶようにしましょう。
その後の流れは以下の通りです。
- 見積もりをとる
- 契約する
- 工事日程を決める
- プロパンガス会社に連絡
- ガス導管の工事
プロパンガスから都市ガスに切り替える料金
ガス導管の引き込みにかかる工事費用
ガス管の引き込みの費用の相場は10万円~15万円ほどになっています。
ガス導管は1mにつき1万円ほどで、ガス管から自宅までの距離が遠いほどガス導管の長さが必要になり、遠いほど高くなります。
また、ガス会社によって異なりますが、出張費用として2000円から1万円ほどが工事とは別途で請求されることを頭に入れておいてください。
ガス機器の交換費用
プロパンガスと都市ガスは原料も熱量も違うので、給湯器やカスコンロなどは同じものは使えません。
ガスを変えるということは、ガスコンロと給湯器も一緒に変えることになるので、その分の費用も発生するということになります。
今使っているガス機器の部品を都市ガス対応に変更するか、都市ガス対応のガス機器に取り替えてしまうかの2択です。
部品を取り替える場合は、今ガス機器のメーカーが都市ガスに変更可能な部品を取り扱っていれば、都市ガスの会社が交換作業をしてくれます。
部品交換の際にかかる費用は、ガスコンロなら約1万円、給湯器なら約3万円ほどです。
新しくガス機器を取り替える場合は、仕入れるガス会社によって差もあるので一概には言えませんが、大体10万~20万くらいを見積もっておくといいでしょう。
プロパンガス会社の違約金が発生する場合も
プロパンガスの会社と無償貸与契約を結んでいて契約期間に縛りがあったとして、その契約期間内に解約をすると違約金が発生してしまう場合があります。
そうならないように、今契約している内容を契約書でしっかり見直したり、電話で問い合わせをして確認をとるなど対策を行ってください。
プロパンガスのまま料金の見直した方がお得?
プロパンガスから都市ガスに切り替えるのには多くの費用が発生してしまうことがわかりました。
ざっと見積もっても、20万から30万くらいは、もしくはもっと多くかかってしまう計算になります。
実際に見積もりを出して、将来的にかかる費用を概算で考えてみると、意外と数百円の差だったなんてこともありえます。
そうなってしまわないように、プロパンガスのガス代が高くて困っている人は一度ガス会社を見直してみるのもひとつの手かもしれません。
都市ガスに切り替えるのはお金が高くついてしまいますが、プロパンガスの契約会社を変えるだけなら無料ででき、尚且つ安くなる場合の方が多いので、そのほうが断然お得だと言えます。
もしガス代の見直しが気になる方はこちらの記事を参考にしてください。
切り替え工事の見積もりを出して比較しよう
実際に20~30万円ほどかけて工事したほうが将来的にお得になるのか、見積もりと比較してよく考えてからにしてください。
都市ガスの会社複数社で比べて、工事にかかるであろう値段と、概算でいいので都市ガスの月々の料金を計算してみてください。
プロパンガスのまま契約をしてガス料金の見直しをしたほうがお得な場合もあるので、慎重に見極めて切り替えを検討してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^)v